いびきがうるさい
日中に眠気やだるさを感じる
睡眠時に息苦しさを感じて
目覚めてしまう
睡眠時、呼吸が止まっていると
言われる
上記の症状に思いあたる人は、
閉鎖型睡眠時無呼吸症候群の
可能性があります。
当院では、信頼できる内科医と
連携し治療を行います。
まずはご相談を。
閉鎖型睡眠時無呼吸症候群(OSAS:Sleep Apnea Syndrome)とは、睡眠中に無呼吸の状態になる病気です。一般的に無呼吸とは、10秒以上の呼吸停止と定義され、この無呼吸が1時間に5回以上または7時間の睡眠中に30回以上ある方は閉鎖型睡眠時無呼吸症候群と診断されます。
睡眠中に舌や軟口蓋(上顎の奥のやわらかい粘膜)が弛緩し、一時的に気道が閉塞されるために呼吸が停止するのが、閉鎖型睡眠時無呼吸症候群のメカニズムです。
閉鎖型睡眠時無呼吸症候群となってしまう原因には下記があります。
どれも「気道」を狭くしてしまう要因となっているものです。
閉鎖型睡眠時無呼吸症候群の原因は、上記でお伝えした「気道の閉鎖」です。
つまり、気道の閉鎖を誘発している事柄で、ご自身で改善できるもの(肥満等)は改善して頂きながら、当院では「マウスピース型の装置」を用いた治療法と、耳鼻咽喉科での受診の推奨をしております。
一般的な装置としてマウスピースのような装置(スリープスプリント)を使い、睡眠中の気道を確保します。保険適用で作成できるのが利点ですが、しゃべりにくい水が飲めない・装着時の違和感が大きく、また下顎の前方移動量の微調整が困難であることが欠点です。
当院では、保険適応にはなっていませんが、上記の問題を解決するマウスピース型の装置を利用します。
取り外しが簡単ですので、日々の生活に支障をきたすことはありません。
現在、仕事としてトラック、バス、タクシー、鉄道、船、飛行機など運転する人は、日本には300万人以上もおります。職業として運転している人には肥満傾向の男性が多く、閉鎖型睡眠時無呼吸症候群の発症リスクが高いとされています。
過去にトラック運転者2万人に対しておこなった大規模な調査によると、中~重症の睡眠呼吸障害があると診断されたトラック運転者の86%が、眠気などの自覚症状に乏しいという結果がでました。
多くの研究により、閉鎖型睡眠時無呼吸症候群の患者さんは、健常者よりも交通事故を引きおこす確率が高いことがわかっています。バスやトラックや車の居眠り運転事故は、ブレーキをふまないまま発生することが多いため、致死率が高い大きな事故になりやすい傾向にあります。
ふだんから十分睡眠をとり、睡眠不足が生じないように、規則正しい生活習慣を心がけましょう。そして、閉鎖型睡眠時無呼吸症候群であれば、適切な治療を行うことを強くお勧めします。
当院では、患者様が抱えていらっしゃるお口のお悩みや疑問・不安などにお応えする機会を設けております。どんな事でも構いませんので、私達にお話しして頂けたらと思います。
ご興味がある方は下記からお問い合わせください。また、セカンドオピニオンも積極的に実施しています。