インタビュー

診療理念を教えてください

「自由な発想で私達に関わるすべての人を笑顔にし続けるパートナーになる」

これが当院の理念です。
「医療」で「自由な発想」というと違和感を感じられる方もいらっしゃると思います。

実際、患者様の治療に関しては「基本に忠実」に行います。
「自由な発想」での治療は行いません(笑)。

自由な発想が出てくるのは、治療以外の部分、つまり、患者様が来院され、私達とお話をし、治療後に帰宅する流れの部分になります。

歯医者というと「型にはまったイメージ」があるかと思います。
冷たく、静かで、薬品臭く、なぜか緊張する雰囲気・・・・・。

当院に入って頂くとすぐにわかると思うのですが、内装や制服は明るく陽気な「ハワイ」をイメージしています。また薬品の匂いはせず、緊張感も感じられないと思います。

これは単に「他の人がやっていないことがしたい！歯医者の型を壊したい！」という単純な想いの表れではありません。

当院にお越しになって下さった患者様には、リラックスした状態で治療を受けて頂き、治療以外の会話もしながら、「お口の健康」と「心の健康」の2つを達成させてお帰り頂きたいと心から思っています。

それらを達成させるために私が考えたのが今の当院のスタイルです。

最終的な目的は「患者様の笑顔」。

これを達成させるためにはこれまでの「型」ではいけません。
良い意味で「常識という型」を壊し、自由な発想で「患者様の笑顔」という目的を達成させるために、これからも様々な取り組みを行っていきます！

診療のスタイルは？

「家族を想うような気持ちで接すること」

残念ですが、歯科医院が好きという方は少ないと思います。特に初めて来院される患者様は、緊張されているケースがほとんどですので、そうした患者様の気持ちを察した上でお話するように心がけています。

歯科医療の本質は、患者様の声を聞くことです。緊張されていては、患者様の声をしっかりと聞くことはできませんし、それは治療の成否にも関わります。

ですから、当院では患者様のことを「一人の患者様」ではなく「一人の家族」として考え接しています。しかし、本当の家族ではないので、本当の意味で家族と思えない部分は当然出てきます。しかし、この想いを「如何に強く持ち続けられる」かが、何よりも大切だと思っています。

このような想いで患者様と接していると、患者様も徐々に打ち解けてこられ、話もスムーズになり、どんなことでお悩みなのか、どういった治療を望まれているのかなどを、こちらが聞かなくても、お話頂けます。歯科医療は技術や経験も大切ですが、こうしたコミュニケーションが治療をする上で大切であると思います。

譲れないこだわりはありますか？

2つあります。

１つは「基本に忠実に行う」ことです。これは当然ですね。

そして、2つ目は「自分の能力を過大評価しない」ことです。

ドクターによっては自分を過大評価しすぎ、対応できない治療まで引き受けてしまう方もいます。気持ちは分かります。
患者様にとっては信頼したドクターに全てをやってもらいたいと思うのが通常ですので、その期待に応えたいというのが人情です。
しかし、患者様は実験台ではありません。自分ができる部分、できない部分をしっかりと把握し、できない部分は専門のドクターを紹介する。これがまっとうな医療ではないでしょうか。

最後にメッセージをお願いします。

当院では、どのような患者様でも満足して頂き、かつ、治すという強い気持ちで常に向き合っています。

しかし、歯科医療は私たちだけが頑張ったとしても限界があります。

患者様も「治したい！」という強い想いがあることで本当によい治療が達成できるのです。

この想いに共感して頂ける方、是非、共にお口の健康、ひいては身体の健康を追求していきたいと思っております。