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知覚過敏になる原因、あなたもやっているかも。

2018年04月11日

虫歯ではないのに冷たいものや歯磨きで歯がしみる知覚過敏に悩む方は大勢いらっしゃるようです。中にはイチゴやみかんが食べられないといった声も聴かれます。この知覚過敏になる原因は、実は間違った歯磨きによって引き起こされてしまうのです。

 

 

 歯を大切にするあまり引き起こされる知覚過敏

虫歯は歯磨き不足で起こりますが、知覚過敏は歯磨きをし過ぎるあまり引き起こされてしまうことがあります。また間違った歯磨きも知覚過敏の原因になります。

このように歯を大切にするための歯磨きが、かえって知覚過敏になる原因を3つ、ご紹介します。

 

 

・強い力でゴシゴシと力強く磨く

しっかり磨こうとするあまり、力を入れ過ぎて歯磨きを行うと、歯の表面のエナメル質を傷つけてしまいます。汚れを落とそうと一生懸命ゴシゴシと強く磨くことが、知覚過敏を引き起こす最も大きな原因となります。

またこの磨き方は、歯と歯ぐきの境目が抉れてしまうくさび状欠損という症状も引き起こしやすく、知覚過敏だけではなく虫歯の原因にもなります。

 

・研磨剤入りの歯磨き粉を使う

数ある歯磨き粉の中に研磨剤が含まれているものは非常に多いですが、この研磨剤が歯の表面を傷つけることで知覚過敏を引き起こしてしまいます。

研磨剤入りの歯磨き粉でしっかりと歯を磨いた後は歯の表面がツルツルとして「磨いた感」が強いでしょう。しかし研磨剤入りの歯磨き粉は歯の表面を傷つけやすいため、知覚過敏だけでなく歯の表面が削れてしまう、着色しやすくなるなど、歯にとってよくありません。

特に「力強くゴシゴシ磨く+毛先が固い歯ブラシ+研磨剤入りの歯磨き粉をたくさん使う」という3拍子揃った歯磨きの方法は非常に危険です。

 

・食後すぐの歯磨き

食後すぐ歯磨きを行うことは、今はあまり推奨されていません。と言うのも、食後すぐの歯の再石灰化が行われる前にエナメル質を洗い流してしまうからと言われています。

歯の再石灰化には30分ほど必要なため、できれば食後すぐの歯磨きは控えたいものです。

 

このように、歯に良いと思っていた歯磨きの方法が、知覚過敏に繋がるのです。

 

 知覚過敏になってしまったら

知覚過敏は実はなかなか治りません。最悪の場合、歯の神経を取る選択も考えなければならない場合があります。歯の神経を取ってしまうと当然痛みは感じなくなりますが、神経を取ってしまうと歯が脆くなります。

まず歯磨きで大切なことは、優しい力で行うことです。優しい力でも正しいブラッシングが行われれば汚れは落ちます。正しいブラッシング法を歯科衛生士に教わることが最も良い方法でしょう。歯科衛生士は歯の健康を守るプロフェッショナルです。ブラッシング法とともに、ご自身に合った歯ブラシについて相談にも乗ってくれるため、気軽に相談してみて下さい。

また研磨剤が入っていない歯磨きペーストを使うようにしましょう。できれば知覚過敏用のものが望ましいです。

 

歯科医院で知覚過敏用の薬をコーティングしてもらうのもひとつの方法です。またレジンや歯科用セメントでコーティングする場合もあります。

いずれにしても、知覚過敏の症状がある場合は普段の歯磨きに気を付けながら早めに歯科医院を受診しましょう。

誰もがなったことがあるお口のトラブル「口内炎」の治療法

2018年04月10日

口内炎ができてしまうと、食べるときにとても辛い思いをしますよね。

口内炎ができる原因や種類は色々ありますが、とにかくあの痛みから一刻も早く解放されたい方に朗報です。口内炎が即効で治るという方法があるというのでご紹介したいと思います。

 

 口内炎にはお決まりのあの薬?

口内炎ができて辛いとき、まず塗り薬である「ケナログ」が思い浮かぶ人も多いでしょう。ケナログは薬局で手に入りますし、歯科医院でも処方してもらえます。

またケナログではなく、アフタゾロン軟膏を処方される場合もあり、どちらも効果は同じです。

ケナログをはじめとした口内炎の症状を緩和、改善させる軟膏を塗布することでやがて症状は和らいでいきますが、痛みが治まるまで意外と時間がかかるようです。

ケナログなどの口内炎を治す塗り薬はステロイド成分が含まれています。このステロイドがかえって口内炎を悪化させることもあるようです。

口内炎を治すために軟膏を塗っているのに、かえって口内炎が悪化すると聞くと、困惑するかもしれません。これはステロイドに含まれる消炎作用により痛みが緩和される反面、ばい菌から傷を守る局所免疫力が落ちるために治りが悪くなる、とされているようです。

つまり痛みそのものが緩和されるだけで、口内炎はいったん大きくなり、その後1週間くらいかけてだんだん小さくなると報告されており、結果的に治癒に時間がかかるということになります。

 

 軟膏+軟膏で劇的に治りが早くなる・・・!?

ケナログやアフタゾロンだけでは治癒に時間がかかる口内炎が劇的に早く治ると言われている方法があります。

それは「抗生剤入りの軟膏をケナログなどの軟膏と混ぜて使うこと」と言うものです。

「テラ・コートリル軟膏」という塗り薬を薬局で購入し、ケナログやアフタゾロンと1:1または1:2、2:1の割合で混ぜて患部に塗布します。抗生剤は細菌の繁殖を抑えるため、ステロイドと抗生剤を混ぜ合わすことで炎症を鎮めることができるためです。

この2つの効果が合わさることにより、口内炎の改善が劇的に早くなると言われています。

 

ただしこの方法で口内炎を治すには、注意が必要です。

テラ・コートリル軟膏はテトラサイクリン系抗生物質とステロイドの合剤です。薬局で購入することができますが、皮膚科などの医療機関で処方されるテラ・コートリル軟膏は感染性口内炎の適用がありますが、薬局やネットで購入できる分に関しては、以前はあったものの現在は適用がありません。

そのためこの方法で口内炎を緩和させる場合はあくまで自己責任ということになるため注意が必要です。

 

 口腔内になっているときは生活習慣にも気を付けて

口内炎を即効で治すと言われている方法をご紹介しました。

口内炎を改善させるには軟膏が最も有効ですが、そのほかにも疲れをためない、ビタミンを意識して摂取する、お口の中を清潔に保つなどの生活習慣にも気を付けましょう。

いま人気のホワイトニング♪自宅でできるホワイトニングの種類をいくつかご紹介します。

2018年04月9日

歯を白く美しく仕上げるホワイトニングが人気を集めています。ひと言でホワイトニングと言っても、歯科医院で行うホワイトニングもあれば、自宅でホワイトニング効果のあるものを使用することをホワイトニングと言うこともあります。今回は自宅でできるホワイトニングにスポットを当ててみました。

 

 そもそもホワイトニングとは?

ホワイトニングは歯を白くするということはわかっていますが、最近では口元の美意識が高まり、手軽にホワイトニングを行えるようになっています。

しかし市販のものや通販などあらゆる場所で「ホワイトニング」という文字を見かけると、歯科医院で高い費用を出して行うホワイトニングとどう違うのかという疑問もまた出てくるのではないでしょうか。

 

そもそも歯科業界的ホワイトニングというと、歯科医院で行うオフィスホワイトニング、または歯科医院で作製したマウスピースに専用の薬剤を流し込んで自宅にいるときに装着するホームホワイトニングが本当の意味合いでのホワイトニングです。

と言うのも、ホワイトニングは自分の歯の色よりも白く仕上げることであり、この白さを手に入れるのは「過酸化物」を主成分とした薬剤だけです。そして過酸化物を扱うことができるのは、歯科医院をはじめとした医療機関だけなのです。

 

そのため今からお話する自宅で行うホワイトニングは、ホームホワイトニング以外は過酸化物を使用していないものを前提としています。

つまりホワイトニング効果と言っても、歯の着色を落とす、または付きにくくするという意味合いでのホワイトニングと思って下さい。歯を真っ白にするのではなく、汚れを落として歯本来の色を取り戻すという意味です。

 

 

 自宅でできるホワイトニングにはどんなものがあるのか

では自宅で手軽に行えるホワイトニングはどのようなものがあるのでしょうか。

 

 

・歯のマニキュア

最も手軽に歯を白くするなら、歯のマニキュアです。歯の表面にコーティングするため、神経を取って変色した歯や抗生物質の副作用で変色した歯などに有効です。

市販の歯のマニキュアの効果は当日のみでしょう。市販の歯のマニキュアは価格が安いため、手軽に歯を白くすることが可能です。

 

 

・歯の消しゴム

歯磨き剤に含まれている研磨成分が使われている歯専用の消しゴムで、歯の表面に付着した汚れをこすり落とすことで、歯本来の色を蘇らせることができます。

ただし研磨材が含まれているため、毎日使うと歯の表面を傷つけてしまい、かえって着色しやすくなってしまうので、1週間に1度程度使うくらいで十分です。

こすり過ぎには十分注意してください。

 

・ホワイトニング効果のある歯磨き剤を使う

最近ではホワイトニング効果を謳った歯磨き剤がたくさん売られています。その中でもリンゴ酸やポリリン酸が含まれているものは、汚れを落としやすいため歯本来の色を取り戻すことができるでしょう。

歯磨き剤で唯一、過酸化物が含まれているものがあります。これはアメリカで販売されていますが、日本でも購入することは可能です。

このように色々なホワイトニング効果のある歯磨き剤が販売されていますが、研磨剤が含まれている歯磨き剤は磨きすぎることで歯の表面を傷つけてしまいます。強い力でゴシゴシこするブラッシングは禁物です。

・ホワイトニングテープを使う

ホワイトニングテープとは、歯の表面に過酸化物が含まれた専用のテープを貼って歯を白くする方法です。過酸化物を使っているので歯本来の色よりも白くなる効果が期待できます。

ただしホワイトニングテープは日本では販売されておらず、個人的に輸入して手に入れるしかありません。

 

 まとめ

自宅でできるホワイトニングをご紹介しました。自宅で行うホワイトニングはあくまでも着色汚れを落とすことが主な効果です。

自宅で手軽にホワイトニングを行い方は、上記でご紹介した方法をいちど試してみてはいかがでしょうか。

 

知覚過敏の原因を引き起こす「くさび状欠損」とは

2018年04月6日

 

鏡で自分の歯を見たとき、歯と歯ぐきの境目の部分が削れているように見えている部分はありませんか?これは「くさび状欠損」と呼ばれ、知覚過敏などを引き起こします。このくさび状欠損は、歯磨き原因で起こると言われていますが、どうして歯磨きが原因になってしまうのでしょうか。

 

 くさび状欠損は知覚過敏を引き起こす?

くさび状欠損は、歯と歯ぐきの境目に起きる部分的な歯の欠損です。歯の表面のエナメル質がえぐれたように削られ、内部のセメント質および象牙質が見えている状態です。

歯の構造は、いちばん外側のエナメル質とセメント質、内部の象牙質およびその内側には歯髄があります。くさび状欠損は、何らかの外的要因によりエナメル質が抉れ、内部のセメント質がむき出しになっています。そのため冷たいものがしみるなど、知覚過敏に似た症状が引き起こされ、のちに本当に知覚過敏になってしまいます。

 

 くさび状欠損の原因とは

ではなぜくさび状欠損が起きてしまうのでしょうか。

 

・噛む力が強い、食いしばりなど

くさび状欠損の原因の一つ目は、強い力で噛むことや食いしばりと言われています。歯に過度の力がかかることで起こるのではないかと考えられています。

 

・強すぎるブラッシング

そして二つ目の原因は、強すぎるブラッシングです。汚れをしっかりと落とそうとするあまり、歯の表面が削れてしまったために起こります。歯の表面は固いエナメル質に覆われており、刺激を感じることはありません。しかし歯の表面が削れると歯質が薄くなり、セメント質や象牙質が露出するため、冷たいものなどの刺激を受けやすくなります。

歯と歯ぐきの境目は歯頚部と呼ばれており、刺激によってエナメル質が削れやすくなります。というのも歯頚部はエナメル質から象牙質に移行する部分にあたるからです。このことからわかるように、強すぎるブラッシングで歯が削れてしまうと象牙質が刺激を受けやすくなってしまうため、知覚過敏の症状が出てしまうのです。

 

 ブラッシングの際に気を付けるべきこととは

汚れを落とそうとするあまりゴシゴシと乱暴に磨いてしまうと、くさび状欠損を起こしてしまう恐れがあります。また固すぎる毛先や研磨剤入りで力強く磨くことも避けたほうがよいでしょう。

ブラッシングは優しい力で小刻みに歯ブラシを動かすことで十分汚れは落とせます。

歯科医院で歯科衛生士に正しいブラッシング指導を受けることをおすすめします。

 

 くさび状欠損になってしまったら

くさび状欠損は、知覚過敏の症状がなく、欠損部分も深くない場合は基本的に経過観察となります。少ししみるなどの症状がある場合は、滲み止めの薬をつける処置が行われることもあります。

欠損部分が大きく深い場合は知覚過敏の症状が出やすいうえに、虫歯になるリスクが高まります。この場合、虫歯治療で使われるレジンで欠損部分を埋める処置が必要になります。

しかし埋めてしまったからもう安心、というわけではありません。レジンで埋めた部分は虫歯になりやすく、色も変色してきます。

またブラッシングをこれまでの力強いやり方から改善しなければ、また同様の症状が起きてしまいます。ブラッシングのやり方に十分注意する必要があります。

なお食いしばりや噛む力が強すぎる場合は咬合調整を行ったり、就寝中にマウスピースを装着することで強い咬合力を和らげるようにします。

 

 まとめ

くさび状欠損は強すぎるブラッシングで起きることがほとんどです。

ブラッシングを改善することで防ぐことができるため、正しいブラッシングを行うように心がけましょう。

なおくさび状欠損は自然に治ることはありません。知覚過敏などの症状が出てきた場合は、早めに歯科医院を受診するようにして下さい。

 

アルコールを飲んだ後は眠くても必ず歯磨きをしましょう。

2018年03月30日

美味しいお酒と美味しい食べ物を堪能したあと、つい歯磨きを忘れてそのまま寝てしまうことはありませんか?アルコールが入ると、どうしても眠くあり、歯磨きが面倒になりがちな人もいるでしょう。ではお酒を飲んだあとに歯磨きをせずに寝てしまうとどうなるのでしょうか。

 

 アルコールと虫歯の関係について

アルコールは虫歯の原因になるのかというと、実はアルコールそのものは虫歯の直接的な原因にはなりません。しかし、アルコール飲料に糖分が含まれていると、それは虫歯の原因のひとつになってしまいます。特にビールや甘いチューハイ、カクテルなどは糖分が含まれています。長時間にわたり糖分を摂取するという意味では、アルコールに含まれる糖分が虫歯を引き起こす要因と考えられます。

 

しかしアルコールの糖分だけが虫歯の原因ではありません。

と言うのも、虫歯になるメカニズムは虫歯菌によって作られる酸が歯を溶かすためであり、単に糖分だけが虫歯の原因ではないからです。

  

 

 アルコールと口腔内トラブルの関係とは

虫歯に限らず、アルコールを摂取してそのまま寝てしまうことで、様々な悪影響が出てきます。

 

・だらだら食べることによる虫歯リスクの高まり

アルコールの席では、つい長時間飲んでしまいがちです。そしてアルコールだけでなく、食べ物やおつまみなどをつい口にしてしまいます。虫歯ができる原因のひとつは、時間を決めずにだらだらと食べることです。

 

食後の口の中は酸性に傾き、虫歯になりやすい状態です。食後は歯の表面が少し溶けている「脱灰」状態であり、この状態がずっと続くとやがて歯がどんどん溶けて虫歯になってしまいます。またプラークは糖分を中心に作られて歯に付着します。そこに虫歯菌などの細菌が棲みつき、酸を放出して歯を溶かします。食後の歯磨きをきちんと行えばプラークは形成されにくいですが、お酒を飲んで歯磨きをせずに寝てしまうと、歯の間に残った食べかすからプラークが作られ、虫歯になりやすい環境となります。

 

・口の中が乾き、細菌繁殖しやすくなる

アルコールには利尿作用があるため、体の水分が減少します。口の中も乾きやすくなるため、虫歯菌や歯周病菌などの細菌が繁殖しやすくなります。唾液は細菌を洗い流す、再石灰化を促すなど様々な効果がありますが、口の中が乾くとこういった働きが弱まってしまいます。

 

・ワインは歯が溶ける「酸蝕症」リスクが高まる

アルコールの中でも特にワインは酸性が強く、歯を溶かすリスクが高まります。酸蝕症とは、虫歯ではないのに酸によって歯が溶ける病気で、ワインやレモン、胃液など酸性が強い物質により歯が溶けてしまいます。

 

・口臭が強くなる

アルコールを飲んだあとは独特の口臭がします。特にアルコールをたくさん摂取したあとは口を開けて寝てしまうことが多いため、口の中が乾燥して細菌が増えることで口臭が強まることがあります。

 

 

 まとめ

お酒を飲んだあとに歯磨きをせず寝てしまうことで、このようなトラブルが出てきます。

特に虫歯菌はプラークを好むため、プラークを作らないように食べた後の歯磨きは必ず必要です。美味しいお酒と料理のあとは、きちんと歯磨きをして口腔内環境を整えるようにしましょう。

ホワイトニングは全ての歯を白くできない

2018年03月28日

 

ホワイトニングは歯を白くし、美しい口元を作り出すことができます。

しかしホワイトニングで全ての歯を白くすることは不可能なことをご存知でしょうか。今回は被せ物を中心に、ホワイトニングで白くならない歯についてお話します。

 

 

 ホワイトニングで歯が白くなる仕組みについて

 

ホワイトニングには歯科医院で行うオフィスホワイトニングと自宅で行うホームホワイトニング、その二つを併用するデュアルホワイトニングがあります。今では日常的に目にするようになったホワイトニングですが、そもそもなぜホワイトニングで歯が白くなるのでしょうか。

 

ホワイトニングとは、「過酸化物」を主成分とした薬剤を塗布して歯の内部の色素を分解し、本来の歯の色よりも白くする施術のことを言います。オフィスホワイトニングの薬剤は過酸化水素、ホームホワイトニングは過酸化尿素を主成分とした薬剤が使われます。これらは着色成分である有機物質を分解して漂白する効果があります。

さらにマスキング効果を発揮することで歯を白く見せる効果もあるため、過酸化物を主成分とするオフィスホワイトニングやホームホワイトニングは歯を真っ白にすることができるのです。

 

 

 ホワイトニングで被せ物を白くすることはできるのか

 

結論から言うと、残念ながらホワイトニングで被せ物を白くすることはできません。

なぜなら、ホワイトニングは天然歯しか白くすることができないためです。

このため被せ物や人工歯はホワイトニング薬剤を塗布しても白くなりません。

また既に口腔内に被せ物がある場合のホワイトニングは、天然歯と人工歯の色に差が出てしまうことがあります。その理由は次の通りです。

 

虫歯などで根の治療を行った後やインプラントでは人工歯を装着します。そして被せ物や人工歯を作る際に「シェード」と呼ばれる歯の色調を決めます。これは周りの歯の色に合わせて、口腔内に装着しても違和感がなく、周りの天然歯となじむ色合いで作成されます。

ところがもし被せ物を装着した後にホワイトニングを行うと、被せ物よりホワイトニングを行った天然歯のほうが白くなり、被せ物がくすんで見えてしまうことがあります。こうなると歯の色に統一感が出ず、天然歯と被せ物、人工歯との色に違和感が出てしまいます。

このため、ホワイトニングを希望する人は、被せ物のシェードを決める前にホワイトニングを行うことが推奨されます。こうすることで、白くなった天然歯と被せ物や人工歯との色のバランスをとることができるのです。

ただし他に虫歯や歯周病がある場合、ホワイトニングができない場合があります。これらの治療を終えてからホワイトニングを行うことになるでしょう。

 

なお自費の被せ物の素材であるジルコニアはセラミックに比べて人工的な白さのため、ホワイトニングを行ってもジルコニアの人工的な白さが妙に目立つ場合があります。強度が強いためジルコニアは目立たない奥歯には向いていますが、目立つ前歯から小臼歯にはジルコニアクラウンは不向きです。

 

 

 白くできない歯は別の方法で

 

被せ物のほかにも白くできない歯があります。

神経を取った歯は根元がグレーっぽく変色してしまいますが、この変色をホワイトニングで白くすることは難しいでしょう。ウォーキングブリーチと呼ばれる、根管を漂白する方法である程度効果は期待できますが、ホワイトニングに比べると白さはかなり劣ります。

またテトラサイクリン系抗生物質の服用による歯の変色も、ホワイトニングでは白くなりません。ラミネートべニアやセラミッククラウンによる治療という選択肢が一般的です。

 

 

 歯の状態に応じた治療や施術を

被せ物を中心に、ホワイトニングでは白くならない歯についてお話しました。ホワイトニングでは無理でも、ご自身の歯の状態に応じた治療で白い歯を手に入れることは可能です。歯科医師と相談し、白くきれいな歯を手に入れる方法を選ぶようにして下さい。

メタルコアとファイバーコアの違いで歯の寿命がかわる?

2018年03月27日

ひどい虫歯でも何とか歯を残すことができる場合、神経の治療後、土台を立てて被せ物を被せる治療を行います。このときに使う土台ですが、実は素材によって歯の寿命が変わると言われています。歯を長持ちさせることができるファイバーコアについて、金属の土台と比較してみました。

 

 

 歯の土台はとても大切

 

虫歯が神経まで達してしまった場合、神経を取り除いて根の中をきれいにする根管治療を行います。根の中がきれいになった後、最終的な薬を詰めて土台(コア)を立てて被せ物を被せます。

神経を取り除いた歯は薄くなり、脆くなってしまうためそのまま被せ物を被せることはできません。コアを立てて歯に強度をつけることが必要となります。

ここで大切なことは、歯の土台はとても大切であることです。残った歯をできる限り長持ちさせるためには、歯に過度な負担をかけないことが条件となってきます。特に虫歯が大きく、歯の神経を全て取り除いた場合、歯の内部の空洞が大きくなり歯質そのものが少なくなります。強度が強すぎる場合、歯の根が耐えられずに残った歯質が破折してしまうことがあり、せっかく残った歯を抜歯しなければいけなくなります。

抜歯という最悪の事態を防ぐためにも、土台はできる限り歯や根に優しい素材を使うことが望ましいと言えます。

 

このように、歯の寿命を考えた場合、土台はとても重要なのです。

 

 

 コアの種類

 

被せ物に使われるコアには次のような種類があります。

 

 ・メタルコア(金属の土台)

 ・レジンコア

 ・ファイバーコア(グラスファイバーとレジン)

 

保険適用でよく使われるコアは、金属を使ったメタルコアです。費用を抑えることができる反面、デメリットが多い素材です。

 

ではメタルコアとファイバーコアの違いを挙げてみます。

 

 

 メタルコアとファイバーコアの比較

 

 ・メタルコア

 

メタルコアは保険が適用されるため治療を抑えることができます。

しかし金属素材のため、強度が強すぎることが逆に歯にダメージを与えてしまいます。

特に奥歯で強く噛んだとき、歯の根に大きなダメージが加わり、歯が割れてしまう可能性が高くなります。

また経年劣化に伴う歯ぐきの黒ずみの原因にもなります。金属が溶けだし、歯ぐきが黒っぽく変色してしまうことがあるため、審美的にも問題が生じてしまいます。

その他にも金属アレルギーをお持ちの方は、アレルギー症状が出てしまうことがあるなど、メタルコアは費用が安い以外にメリットは存在しないと言えるでしょう。

 

 ・ファイバーコア

 

ファイバーコアは、グラスファイバーとレジンで作られたコアで、白くしなやかな土台です。

グラスファイバーはしなやかさと柔軟性を伴った素材で、強く噛んでも力が分散されるため歯の根に過度な負担を与えません。そのためメタルコアと比べ、歯を長持ちさせることができることは非常に大きなメリットと言えます。

また歯を削る量も、ファイバーコアとメタルコアでは違います。メタルコアは歯をたくさん削らなければいけませんが、ファイバーコアはメタルコアに比べて歯を削る量が少なくて済みます。そのためメタルコアよりも歯質をたくさん残すことが可能となります。

 

そして審美性にも優れており、メタルコアのように素材が劣化して金属が流れ出すこともありません。透過性が高いためオールセラミッククラウンなどを被せても、コアが透けて見えることもありません。

デメリットは、費用が高くなることです。ファイバーコアは保険適用外のため、メタルコアに比べて高額になります。相場は5,000円前後が多いでしょう。

 

 

 少しでも歯を長持ちさせるためにはファイバーコアが最適

 

メタルコアとファイバーコアの違いをお話しました。歯はいちど削ると二度と元には戻りません。そして歯を失ってしまうと、自分の歯で噛むことができなくなります。今ある歯を大切に使うためには歯に負担をかけず、長持ちさせる治療法を選ぶことが大切です。

メタルコアは歯の寿命を短くするリスクが高いため、歯を長持ちさせるためにはファイバーコアを使うことが最適でしょう。

喫煙者にこそホワイトニングをお奨めします。

2018年03月26日

白く輝く歯は口元を美しく見せ、笑顔を引き立てます。ホワイトニングはそんな魅力的な口元を作り出す施術として、大変注目を集めています。そしてホワイトニングは歯を白くするだけでなく、意外なところで効果を発揮するのです。

 

 

 歯の色は顔全体のイメージを決めてしまうことも

 

白く輝く歯は、相手に好印象を与えるものです。

しかし笑ったときに見える歯が黄色く黄ばんでいたり、タバコのヤニがべっとりと付いて茶色くなっていたらどうでしょうか。汚れた歯は口元だけでなく顔全体、もしくはその人が相手に与える印象まで変わってきます。極端に言えば、歯並びが多少悪くても、白い歯はコンプレックスをカバーすることが可能です。

特にタバコを吸う人は、歯の色や歯ぐきまで変色してしまうため、あまり綺麗な口元とは言えないかもしれません。

実は喫煙者の方にこそ、ホワイトニングがおすすめなのです。

 

 

 

 喫煙は歯を汚すだけではない

 

喫煙習慣はまず歯本来が持つ自然な美しさを損ねます。タバコを吸うと、まずヤニが付着し、歯の表側だけでなく裏側にもびっちりと付着します。そのため歯が茶色く見えてしまいます。

また歯ぐきに色素沈着が起き、非喫煙者のピンク色の歯ぐきと比べると、喫煙者の歯ぐきは黒ずんでいます。これでは美しい口元には程遠くなってしまいます。

それ以外にも歯周病の進行や悪化、血流の悪化、治癒効果が遅いなど、口腔内に様々な悪影響が出てしまいます。

そして喫煙習慣は口腔内だけでなく、体にも様々な悪影響を与えることはもうご存知でしょう。禁煙しなければ、と思いながらもなかなか禁煙できない方にこそ、実はホワイトニングはお勧めなのです。

 

 

 

 喫煙者へホワイトニングがおすすめなわけとは?

 

喫煙により歯が茶色くなってしまった歯は、歯科医院で受けるオフィスホワイトニングで一気に白くなります。また同時に歯のクリーニングを受けることで、頑固なヤニを取り除くことができるため、ダブルの効果が期待できます。

もちろんクリーニングでヤニはきれいに落とすことができるためそれなりの効果は表れますが、クリーニングは歯の表面に付いたステインなどを落とし、歯本来の色を取り戻すことを目的としています。ホワイトニングは、それ以上の白さを期待できるため、ヤニだけでなく日常の飲食による歯のくすみを白くするにはホワイトニングが最も効果的なのです。

 

加えてホワイトニングは心理的な効果も持ち合わせています。クリーニングと比べ、ホワイトニングは費用が高くなります。せっかく高いお金を払ってホワイトニングを受け、白く美しい歯を手に入れたなら、それを持続したいという気持ちが自然と出てくるでしょう。美しい状態をキープするためには、やはり禁煙が望ましいところです。すぐに禁煙することは難しいかもしれませんが、美しい口元をキープすると同時に、体への健康にも非常に有効です。

お口の中の健康、そして体の健康のためにも喫煙者の方にはホワイトニングがおすすめです。

 

 

 口元美人は白く美しい歯から

 

美しい口元は非常に魅力的であり、白い歯を作り上げるためにはホワイトニングがとても効果的です。タバコを吸わない人はもちろん、喫煙により汚れた歯を蘇らせるホワイトニングで口元美人を目指すとともに、お口の中全体や体の健康に対する意識改革にも効果的です。ホワイトニングで得た美しさで、健康的な毎日を送ってみてはいかがでしょうか。

虫歯になるメカニズムと予防方法

2018年03月23日

ちゃんと歯を磨いているのに、なぜか虫歯になってしまうことはありませんか。虫歯になる原因は実は生活習慣に大きく関ります。

食後の歯磨きをきちんと行っているのにすぐ虫歯になる人は、生活習慣を見直す必要があるかもしれません。

 

 

 虫歯になるメカニズム

虫歯はプラークに棲みついた虫歯菌から作り出される酸により歯が溶けていく病気です。

虫歯の元凶となるプラークは、食べかすやブラッシング不足による磨き残しが原因で作られる細菌の塊です。

虫歯菌によって放出される酸は、まず歯の表面のエナメル質を溶かし、徐々に進行して象牙質、そして神経まで到達します。虫歯が神経まで達すると、ズキズキした痛みを感じます。

そのまま放置するとやがて神経は死に、歯はすっかり溶かされて根だけになってしまいます。

虫歯の進行は次のとおりです。

 

  • C0(歯の表面が少し溶け、白濁した「脱灰」になる)
  • C1(エナメル質が溶け、少し穴が開いているように見えるが、痛みなどは感じない)
  • C2(虫歯が象牙質まで達し、冷たいものや甘いものがしみる)
  • C3(虫歯が神経まで達し、ズキズキと激しい痛みを感じる)
  • C4(神経は死に、根だけになった状態で、歯を残すことは不可能)

 

虫歯はプラークが原因で発症、進行するためプラークを溜めない口腔内環境を整える必要があります。次に虫歯になりやすい人の特徴をご紹介します。

 

 

 食事や間食の摂り方に問題が・・・

虫歯の原因となるプラークは食べかすの中の糖分を栄養源にして作られます。プラークになるまでの時間はおよそ8時間と言われており、食べてすぐにプラーク化するわけではありません。私たちの口の中は飲食後酸性に傾いており、歯が溶けやすい状態となっています。酸によって歯の表面が少し溶ける状態を「脱灰」と言い、飲食後はこの脱灰状態になっています。その後唾液により口の中が中和され、唾液中に含まれるミネラルなどの成分により、溶けた歯の修復が行われます。これを「再石灰化」と呼び、私たちの口の中は飲食のたびに脱灰と再石灰化を繰り返しています。

唾液により中和される時間は食後30分くらいで再石灰化が始まります。

 

ところがいつまでもだらだらと食事を続けている、間食の回数が多いなど、口の中に常に食べ物が含まれていると、唾液による再石灰化の時間がなくなってしまいます。そのためどんどん歯が溶け続け、やがて虫歯になってしまうのです。

 

甘いものを食べる=虫歯になると思われがちですが、甘いものを食べたからと言ってすぐに虫歯になるわけではありません。しかし飴などは口の中に入っている時間が長く、なかなか再石灰化されにくい状態です。つまり長い時間口の中に糖分が多いものを含むことで、虫歯リスクが高くなります。

また唾液は再石灰化には欠かせないものですが、唾液分泌が少ないと、虫歯になるリスクが高まります。よく噛むことで唾液は分泌されますが、あまり噛まない・口呼吸・ドライマウスの人は唾液分泌が少ないため、虫歯になりやすい傾向があります。

 

 

 虫歯になりにくい生活習慣とは

では虫歯になりにくい生活習慣とはどのようなことでしょうか。虫歯を防ぐための生活習慣のポイントをご紹介します。

 

 ・だらだら食べず、食べる回数や時間を決める

いつまでも食べていると、口の中がずっと酸性状態となるため虫歯リスクが高まります。食事時間や回数を決め、だらだら食べないようにしましょう。

また間食も回数を決めることが大切です。

 

 ・よく噛んで唾液を分泌させる

唾液は再石灰化に欠かせないとても大切な成分です。唾液がたくさん出るよう、しっかりと噛んで食事をしましょう。また食後にキシリトール100%ガムを噛むこともおすすめです。

 

 ・寝る前の歯磨きは必ず行う

就寝中は唾液分泌が少なく、細菌が繁殖しやすい状態です。寝る前にしっかりと歯磨きを行い、できる限り細菌の繁殖を抑えるようにします。

また歯ブラシだけでなく、デンタルフロスや歯間ブラシを使って歯の間の汚れもきれいに落とすようにしましょう。

 

 ・フッ素入り歯磨きペーストを使う

日常の歯磨きに使う歯磨きペーストをフッ素入りのものにすることで、歯の質を強くして虫歯になりにくい歯を作り出します。また歯科医院で定期的にフッ素塗布を受けることもおすすめです。子供だけでなく、大人もフッ素塗布を行うことで虫歯予防を行うことができます。

 

 

 虫歯になりにくい生活を送りましょう

生活習慣が虫歯に繋がることをお話しました。すぐに虫歯になる人は、お話したことが原因の場合もあります。生活習慣を見直し、虫歯になりにくいお口の中を作り出しましょう。

 

インプラントを失敗させる原因

2018年03月22日

噛む機能と審美性を兼ね備えたインプラントですが、インプラント治療は必ず成功するとは限りません。時に失敗を伴うことがあります。ではインプラントの失敗とはどのような状態を意味するのでしょうか。少し怖いかもしれませんが、インプラントの失敗とその原因などについてお話を進めていきます。

 

 インプラントの失敗とは

インプラントは非常に優れた治療法ですが、インプラントの失敗に関するお話を目にすることは案外少ないかもしれません。まずはインプラントの失敗例を挙げてみました。

 

・インプラントと顎の骨がしっかり結合せず、インプラントがグラグラする、或いは抜けてしまう

・インプラント周囲が腫れて歯茎に炎症が起こる

・インプラントが神経に触り、麻痺が起きる

・インプラントのネジ部分が歯茎から出てしまう

・上部構造(人工歯)がアバットメントごと取れてしまう

・噛み合わせが悪くなる

 

このように、インプラント治療を終えたあとに起こるトラブルは様々です。そしてこのことが結果的にインプラントの失敗を招いてしまうのです。

 

 インプラント失敗の原因

ではインプラントの失敗はなぜ起こるのでしょうか。インプラントの失敗は、歯科医師側の問題と患者側の問題に分けられます。

 

・歯科医師側によるもの

歯科医師側による失敗の多くは、インプラントが歯茎から飛び出してしまうことです。これはCT撮影を行わず、平面的なレントゲン撮影だけでお口の中の状況を把握したために起こると考えられます、歯科用CTは顎の骨や血管、神経などを立体的に確認することができるため、より正確にインプラントの位置や埋入の長さなどを確認することができますが、レントゲンによる平面画像だけでは緻密な治療は難しいこともあり、思わぬトラブルに遭遇することがあります。

特に骨の量が少ない場合、上顎のインプラントが副鼻腔のあたりに飛び出してしまうこともあります。

人工歯が取れてしまうトラブルは、土台となるインプラントよりも、噛み合わせに問題があると考えられます。インプラントは噛む機能だけでなく噛み合わせを整えることも目的とした治療です。インプラントを入れるだけ入れて、噛み合わせの調整がきちんと行われていない場合、このようなトラブルが起きてしまう可能性があります。

 

・患者側によるもの

患者さん側によるインプラントのトラブルで最も多いのは、やはりインプラント周囲炎でしょう。インプラント周囲炎は歯周病に似た症状が起こり、最悪の場合インプラントが抜け落ちてしまいます。

これは患者さん側のセルフケア不足、そして歯科医院での定期的なメンテナンスを怠ることで引き起こされます。特に歯科医院でのメンテナンスは、セルフケアでは落としきれないバイオフィルム(細菌)を、特殊な機械を使ってきれいに落とします。このメンテナンスを受けないと、歯周病菌が増殖してインプラント周囲炎を引き起こしてしまいます。

また噛み合わせの調整を確認し、噛み合わせがおかしくないか、過度な力がかかっていないかを調整することも目的としています。メンテナンスを怠ってしまうと噛み合わせが悪いことに気づかず、インプラントの部分や他の歯に余計な負担がかかってしまうことがあります。このように、メンテナンスを怠ることは様々なトラブルの原因となってしまいます。

 

また生活習慣もインプラントのトラブルを誘発することがあります。特に喫煙習慣はインプラント部分や歯ぐきに悪影響を与えてしまいます。

 

 

 インプラントで失敗しないためには

インプラントの失敗を中心にお話を進めてきました。このようなトラブルにならないためには、歯科医院選びと患者さんの心構えです。

歯科医院選びはインプラントの成功に大きく関わります。実績や症例が多く、アフターケアをきちんと行っている歯科医院を選ぶようにして下さい。

またインプラント治療後は必ず定期的なメンテナンスを受けること、そしてなぜ歯を失ってしまったのかをもういちど考え、歯とお口の健康を考えた生活を送ることがインプラントの成功の秘訣と言えるのではないでしょうか。

 

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