悪くなってから歯医者にいくという考えは改めないといけません。

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悪くなってから歯医者にいくという考えは改めないといけません。

2018年10月18日

健康な歯を守るために歯医者を受診する「予防治療」の重要性が少しずつ認識されはじめ、定期検診に通う方も増えてきました。しかし海外と比べるとまだまだ日本は遅れているという感が否めません。

 

 

未だに根強い「悪くなってから受診する」考え

歯科医院から定期検診の案内が届いたら、あなたはちゃんと予約をしますか?「面倒だから」「今調子悪くないから」などといってそのままにしていませんか。この場合、次に歯医者に足を運ぶときは、きっと歯が痛くなったり、詰め物が取れたときなど何かトラブルが起きた時でしょう。

痛みや詰め物が取れたなどの症状が起きた時は、症状は既に進行しており、ほとんどの場合再治療が必要になります。再治療では歯を削ります。レジンで詰めて終わる場合もありますが、歯を削ることに変わりはありません。歯はいちど削ると二度と元に戻りません。

また気づかない間に歯周病が進行し、慌てて受診したものの歯を残すことができず、抜歯という非常に残念なケースになることも少なくはありません。

このように、未だに「歯医者は歯の調子が悪くなってから受診する」という考えが根強いのが日本の特徴だと言えます。

 

 

諸外国における高い予防意識

この結果は、海外の予防治療の受診率と比較しても明らかとなっています。

アメリカやスウェーデンをはじめとした国では予防意識が非常に高く、歯や口腔内への健康意識が日本と比べて比較にならないほど強いと言われています。これは一定年齢における残存歯数で顕著に表れており、その数字を見ると日本はいかに予防意識が低いかということを痛感します。

日本人の80歳の平均残存歯数が平均6.8本という数字に対し、アメリカの85歳の平均残存歯数は15.8本、スウェーデンにおいては75歳の平均残存歯数が19.5本と、非常に高い数字が報告されています。

 

この数字を見ると、いかに日本の予防意識がまだまだ低いかと言うことがよくお分かりいただけるのではないでしょうか。

日本と違い、アメリカやスウェーデンなどでは、歯が悪くならないために歯科医院を受診することが当たり前という認識なのです。

 

 

定期検診の重要性を理解することからはじめましょう

定期検診を必ず受診する人と、悪くなってから受診する人では必ず差が出ます。80歳になっても自分の歯がたくさん残っているか、40代くらいでお口の中が悲惨な状況になっているかなど、その差は歴然です。

定期検診の目的は、お口の中の良い状態をキープすること、そして虫歯や歯周病などを早期に発見し、早期治療へ繋げることを目的としています。「歯が痛くないのに歯医者を受診するのはお金がかかる」と思う人もいるかもしれません。しかし悪くなってから受診すると、費用も時間も必要になってしまいます。また何よりも、大切な歯を失ってしまうことに繋がりかねません。

どんなに優れた技術や補綴物でも、ご自身の歯に勝るものはありません。定期検診の重要性を理解し、いつまでも健康な歯を維持するように心がけましょう。

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