歯を失っても美しく、自然に、そして健康的に
2018年02月14日
男女問わず美しい口元というものは、相手に良い印象を与えるとともに、笑顔に自信を持つことができるのではないでしょうか。入れ歯のバネが見えることに抵抗を感じる方や、歯の色が気になって人前でつい口元を隠す方に知っていただきたい、インプラントとホワイトニングについてのお話です。
入れ歯やブリッジは保険が効くけれど・・・
ひどい虫歯や歯周病、あるいは事故などで歯を失ってしまった場合、早急に噛む機能を回復させる治療が必要です。そのための治療法として入れ歯、ブリッジ、そしてインプラントがあります。入れ歯とブリッジは保険適用で安価にて作ることができること、そして製作期間も短いため失った噛む機能を早期に回復することが可能です。
しかし審美面や機能面などで、保険適用の入れ歯やブリッジは色々な問題が出てきます。
部分入れ歯の場合、口を開けたときにまず入れ歯のバネが目立ちます。特に前歯にバネがあると、かなり老けた印象を相手に与えてしまいます。噛む機能も弱く、バネをかけた歯にも負担がかかり、将来的にその歯も痛む可能性が出てくることが入れ歯の大きな弱点でしょう。
ブリッジは見た目にはそれほど問題はありません。しかし口腔内の清掃が行いにくく、3つの治療法の中で口臭が最も強く感じられます。またブリッジを支える土台の歯に負担がかかること、奥歯のブリッジは保険適用の場合、金属になるため対合の歯を痛める可能性があることなど、様々な問題点があります。
審美面、機能面に優れているだけでなく、他の歯に影響がないインプラント
インプラントはごく一部の症例を除き、自費治療で高額な費用が必要な治療です。そのため保険適用で安価に治療ができる入れ歯やブリッジを考えてしまう人が多いでしょう。しかしインプラントには保険適用の入れ歯やブリッジにはない優れた機能を持つ治療法なのです。
インプラントは外科手術で顎の骨にインプラント体を埋め込み、人工歯を装着して噛む機能を回復させますが、まず審美面にとても優れています。人工歯はセラミックやジルコニアなど、他の歯と調和しやすい色彩であり、自然な美しさを持ち合わせます。
そして天然歯に似た自然な噛み心地であること、そして他の歯に影響がないことは大いに注目すべき点です。
今ある歯を長持ちさせること、そして美しい口元に修復するためにはインプラントが最も適した治療法と言えます。
さらに美しい口元に仕上げるためのホワイトニング
白く輝く美しい歯は清潔感を与え、好印象を与えてくれます。また笑顔に自信を持たせてくれることから、日常を生き生きと過ごすことができることでしょう。そんな白い歯を作り出すのが「ホワイトニング」です。ホワイトニングには歯科医院で行うオフィスホワイトニングと、自宅で行うホームホワイトニングがありますが、インプラント治療と平行して口腔内を審美的にも綺麗な状態にするのなら、インプラントの人工歯のシェード(歯の色、色調)を決める前に、オフィスホワイトニングを行うことがおすすめです。オフィスホワイトニングはいちどに歯を白くする効果があるため、人工歯を装着してからホワイトニングを行うと、人工歯と天然歯に白さの差が出てしまうことがあります。インプラント治療を行いながらホワイトニングを考えている人は、人工歯のシェードを決める前にホワイトニングを行うようにしたほうがよいでしょう。
インプラントとホワイトニングで口腔内を美しく
インプラント治療やホワイトニングは、審美志向が高い人だけに適した治療ではありません。審美的に美しく仕上げることで、口腔内の健康に対するモチベーションを上げることにも繋がります。口腔内を美しく仕上げ、毎日を生き生きと過ごしましょう。