歯周病の予防法と女性ホルモンとの関係性|寝屋川市、交野市、門真市、枚方市、大東市
2017年05月29日
歯周病は自分には関係のない病気だと思ってる人もいるかもしれませんが、歯を失う主な原因は虫歯と歯周病です。
歯周病は初期症状に気づきにくいため、気が付いたときには進行してしまっている病気ですが、歯周病にならないためにはどうすればよいのか、その予防方法をご紹介します。
■歯周病の症状
歯は骨に支えられてしっかりと噛むことができますが、その歯を支えている骨が徐々に溶けていく病気が歯周病です。
年齢を重ねるにつれ、体の免疫力が落ちていくので、30歳以上の8割以上の人は歯周病にかかっているといわれています。
■歯周病の予防方法
・デンタルフロスを使用する
デンタルフロスは歯と歯の間の補助的な清掃用具です。
歯と歯の間は歯ブラシだけでは汚れが取り除くことが難しく、また歯周病は歯間から進行するので、この部分に歯垢がつかないことは大切です。
・歯医者さんに定期検診にいく
歯垢は歯磨きで取り除くことができますが、歯垢から歯石に変わってしまうと、プロの手で取り除いてもらうしか方法はありません。
歯医者さんに定期的に通院しながら、歯石を取り除いたり、正しい歯磨きの方法や、自分の磨き方の癖や磨き残しが出やすい箇所などを指導してもらいましょう。
・唾液の分泌を促す
口の中は細菌が多いですが、それを洗い流す役目をしているのが唾液です。
唾液によって口腔内は常に湿った状態に保たれ、細菌の繁殖を抑えられています。
口をマッサージしたり、ガムを噛んで唾液の分泌を促しましょう。また、口呼吸の人は口が乾きやすくなるので鼻呼吸を意識しましょう。
・ストレスを解消する
免疫力の低下はストレスと密接な関係があります。
免疫力が低下すると歯周病は進行するので、なるべくストレスを解消できる方法を見つけましょう。
・たばこをやめる
喫煙している人は歯周病になる確率が高くなります。
血管を収縮させ、血行が悪くなり、罹患している歯周病が悪化します。
歯周病が気になるなら、たばこはなるべく控えるか、禁煙するようにしましょう。
■女性ホルモンと歯周病の関係
女性には初潮、妊娠、出産、閉経、と女性ホルモンが大きく変化する時期があります。
その時に歯周病が悪化することがわかっています。
特に妊娠時には、つわりなどで歯磨きが十分にできないまま、食べかすが溜まっていき、より歯周病が進行する条件が整います。
なるべく口内を清潔にし、体調がいいときは歯医者さんに行きプロの手でクリーニングや歯石除去をしてもらうようにしましょう。
歯周病対策、というと何をすればよいか分からない、と思っていた人も記事を参考にして予防していきましょう。
一生、自分の歯で食事したい、と思うなら虫歯予防と一緒に歯周病予防もぜひ積極的にしていきましょう。