舌ブラシは使用していますか???|寝屋川市、交野市、門真市、枚方市、大東市
2017年05月19日
口臭は人には聞けないことですが、とても気になりますね。
口臭予防は毎日の丁寧なケアと生活習慣を整えることが大切ですが、舌ブラシを使用するとより効果的に予防できます。
今回は舌ブラシの使い方を詳しく見ていきましょう。
■口臭の原因の一つである舌苔
舌の表面が白くなっていることがあると思いますが、それは表面に溜まった苔で舌苔(ぜったい)と呼ばれています。
舌苔に細菌が溜まりやすくなり、口臭の原因の一つとされています。
舌苔ができる原因はまだはっきりとはわかっていません。
舌苔は治療の必要がないため、専用の舌ブラシで取り除くのが効果的とされています。
■舌苔ができる原因
・細菌の繁殖
細菌が舌の粘膜に溜まり、白く見えます。
細菌の種類によっては、色は白だけではなく、黄色、灰色、などの場合もあります。
・食べかす
食べ物が舌の表面に残り、舌苔になるケースです。
口呼吸や舌の動きがよくないと摩擦が少なく、食べかすが残ることがあります。
・細胞のカス
舌の皮や粘膜が剥がれ落ち、舌の表面に溜まってしまって舌苔になることがあります。
・口呼吸
口呼吸していると口の中が乾燥し、汚れがこびりつきやすくなります。
唾液も渇きがちになってしまう
・唾液の分泌量が少ない
唾液の量が減ってしまうと舌苔ができやすくなります。
唾液の量が減る原因はストレスや服薬、体の病気など、様々な原因があります。
細菌や食べかすを洗い流す作用がある唾液は大切な役割をしています。
■舌ブラシとは
意識していないと見落としがちですが、歯ブラシコーナーなどで市販されている、舌専用のブラシです。
舌苔が口臭の原因になることが多いですが、歯ブラシで磨いてしまうと表面を傷つけてしまうので、専用の清掃用具を使用しましょう。
■舌ブラシの使用方法
1.清掃しやすいように舌を前に突き出す
2.軽くブラシを握って、やさしく舌をブラッシングする
3.使用後の舌ブラシは、きれいに洗ってしっかり乾かす
■舌ブラシを使う注意点
口臭の原因となる舌苔は定期的に除去するのが望ましいですが、やりすぎは何事も禁物です。
舌を傷つけないように、1日1回を上限として、力を入れ過ぎないように使用しましょう。
また、舌に口内炎や傷があるときは、使用するのはやめましょう。
舌ブラシが用意できないからといって歯ブラシで代用することも、舌が傷つく可能性があるので、おすすめできません。
口臭の原因の一つとも言われている舌苔。
健康状態のバロメータになるので、舌苔が溜まらないように生活を整えながら、舌ブラシで正しくケアして、口臭予防に努めましょう。