30代以上の方必見!歯周病に負けない3つの知識と3つの治療法|寝屋川市、交野市、門真市、枚方市、大東市
2017年05月16日
30代を過ぎると虫歯に変わって、歯周病が歯を失う原因となってきます。
歯周病は自覚症状があまりないので、気づいたときには手遅れになっていることが多い病気です。
初期症状がどんなものなのか知っておくと、症状が出始めたときに適切な対処ができるでしょう。
■歯周病ってどんな病気?
・症状が進むと歯が抜ける
歯周病のことを詳しく知っている人は少ないかもしれませんが、歯周病で歯を失うことが年齢を重ねると多くなります。
歯周病菌によって歯を支えている骨が溶かされて、最後には歯が抜けてしまう病気です。
・免疫力低下とともにかかりやすくなる
免疫力がある若い時は歯周病菌の侵入を防ぐことができますが、年を重ねていくと細菌が侵入しやすくなり、進行しやすくなってしまいます。
・あまり知られていない病気
歯を失う可能性がある病気ですが、その怖さや症状、治療法などはあまり知られていません。
正しい知識を身につけて、歯周病になっても初期で症状を食い止められるようにしましょう。
■歯周病の治療方法
・歯垢を取り除く!
歯垢が歯についていると細菌が繁殖しやすくなります。
歯周病の治療はこの歯垢が付かないようにコントロールすることです。
歯石を専門家の手で取り除いてもらうことよりも、毎日の自宅での歯磨きやケアが大切になってきます。
歯垢がなくなると、歯茎の腫れや出血が減ってきます。ブヨブヨで赤かった歯茎が引き締まったピンク色になってきて、歯周ポケットが狭くなってくるため、歯垢が付きにくくなります。
・歯医者さんで歯石を取り除く
一度ついた歯石は自分では取り除くことはできません。
歯医者さんにいって歯科衛生士さんに歯に付着した歯石を削って取り除いてもらいましょう。
ザラザラに感じていた歯の感触がツルツルとしたものになり、歯垢も付きにくくなります。
・歯周ポケットの中の歯石も取り除いてもらう
歯茎の中の歯周ポケットについている歯石は出血した血液と混じって、とても固くなっています。
超音波がでる専門の器具で歯医者さんで取り除いてもらいましょう。
歯周ポケットの中の歯石を取り除くことで歯茎が引き締まってくるのを実感するでしょう。
・重度の歯周病になってしまった人
歯周ポケットが5㎜以上の深さになってしまった人は、歯茎から取り除くことができなくなるので、歯茎を切開して取り除く手術があります。
また、歯周病菌で失ってしまった歯茎を再生させる手術法もあります。
歯周病は初期で進行を抑えておけば怖くない病気です。
歯周病にならないためにも毎日の歯のケアを丁寧に行い、歯医者さんでの定期検診を欠かさないようにしましょう。