子どもの虫歯予防!!!シーラント!!!|寝屋川市、交野市、門真市、枚方市、大東市
2017年05月15日
子どもを虫歯から守ることは親の役割の一つですね。
しかし、生えたばかりの永久歯のエナメル質はまだ柔らかく、虫歯になりやすいです。
そんな子供の歯に、歯磨きもしにくい箇所の虫歯予防に効果的な方法として、シーラントという治療法があります。
■シーラントとは?
虫歯になりやすい部分である溝の部分をプラスチックで埋める方法です。
食べかすがつまりやすい溝をうめて、事前に虫歯菌の餌となる歯垢を付着させないようにします。
■シーラントが効果的な歯
・生えたばかりの永久歯
6歳臼歯とも呼ばれる6歳前後に生えてくる永久歯は、虫歯になりやすい歯です。
複雑な形をしていて、エナメル質も柔らかく、磨き残しもでやすいのでシーラントをしたほうがよいです。
奥歯ですと噛み合わせの面の溝、前歯ですと裏側の溝にシーラントをするのがオススメです。
・奥歯の乳歯
形が複雑な奥歯の汚れはなかなか取り除けません。
歯ブラシだけでも完全に除去することは難しく、また子どもの歯磨きは毎日丁寧に行うのが難しい場合もあります。
■シーラントの施術方法
どこをどんな風に治療するのか、痛いのか、など事前に知っておけば、保護者も子どもも安心して治療を受けることができますね。
1.シーラント部分を清掃
シーラントする部分に歯垢や歯石が付いてるいる場合は取り除き、きれいな状態にします。
2.水分を取り除く
シーラントの密着度を高めるために、治療部分の水分を吸い取ります。
3.シーラントを塗る準備
シーラントがはがれないようにする役割のある薬を塗布します。
4.シーラントを塗る
シーラントを溝に流しいれ、器具を使って均一に伸ばします。
5.シーラントを固める
光を照射するとシーラントは固まるようにできています。
強い光なので、見ないように注意しましょう。
6.確認する
シーラントが適切な場所で固まったか確認します。
■シーラントの注意点
・取れることがある
奥歯の溝などは噛み合わせで強い力がかかってしまうことがあります。
その場合はまたシーラントをしましょう。
・被せた部分のみの虫歯予防効果
シーラントした部分は虫歯予防できますが、それ以外の場所は虫歯になるリスクは変わりません。
磨き残しの多くなる、歯と歯の間や歯と歯茎の境目などは、デンタルフロスなどを上手に使って、虫歯予防に努めましょう。
・虫歯の歯にはシーラントはできない
虫歯で穴が開いてしまった歯にはシーラントができません。
虫歯の最優先して治療をしましょう。
虫歯になりやすい生えたての永久歯にはオススメしたい予防方法です。
ぜひ、歯医者さんで相談してみてください。