顎関節症ってご存知ですか???|寝屋川市、交野市、門真市、枚方市、大東市
2017年05月12日
顎が痛くて開かない、あくびをしたり、食事のたびに顎が痛む、という経験はありませんか?
それは顎関節症と呼ばれる病気で、半数の日本人にでる症状とも言われています。
放っておくといつの間にか痛みがなくなっている場合が多いので、治療をしたことがない人も多いですね。
■顎関節症ってなに?
顎やその周りの筋肉が痛んだり、動かすたびに音がなったり、口が開きにくかったりする症状のことです。
顎の関節に負荷がかかり過ぎていたり、歪んだりしていると、上記のような症状がでてくることがあります。
■顎関節症になる原因
・歯ぎしりや食いしばり
睡眠時や重い物を持つときなど無意識に歯を食いしばっていることがあります。
歯ぎしりなどは顎や歯に負担が大きくかかるので、筋肉にダメージを残しがちです。
起きているときは歯が本来の形である、歯が重ならない状態を保つように意識しましょう。
睡眠時はマウスガードなどをして、歯や顎に負担がかからないように保護しましょう。
・ストレス
ストレス下にあるときは、筋肉は緊張状態にあります。
また、ストレスは歯ぎしりなどを引きおこす原因にもなります。
なるべくストレス発散に努めましょう。緊張をほぐすために入浴してリラックスしたり、心地よい睡眠のために軽い運動をするのもよいでしょう。
・食事の癖
噛み合わせの関係で左右の片方ばかりで食事をしている場合、力のかかり方が一方に負担がかかったものになってしまいます。
左右均等に噛むように心がけましょう。
・姿勢が悪い
猫背であったり、足を組んだり、鞄を片側で持つ癖がある…など体のバランスを崩す癖によって、顎にも負担がかかってしまいます。
顎だけではなく、体全体のバランスや姿勢を整えるように意識しましょう。
・歯並びが悪い
歯並びが悪いと筋肉や顎に負担がかかります。
歯並びと噛み合わせの関係の悪さ、偏ったバランスのとり方をしている事で顎関節症の症状が現れることがあります。
・長時間口を開ける
歯医者さんなどで長い間口を開けていると、顎に負担が掛かり続けている状態になっています。
カラオケで歌いすぎたり、硬い食べ物を噛み続けることでも症状がでることがあります。
・食生活の変化
硬い物を食べる機会がなくなり、柔らかいものを食べるようになったことが、顎関節症の増加と関係しているのでは、とされています。
普段の生活の癖や習慣が原因となることもあるのですね。
顎の痛みで憂鬱にならないように、顎関節症のことを正しく知って、痛みのない生活を送りましょう。