インプラントで失敗しないために。|寝屋川市、交野市、門真市、枚方市、大東市
2017年04月27日
歯を失ったときの治療法としてインプラント治療は一般的になってきました。
ただ、インプラント治療を考えるときに、不安を感じてしまうことが多い方がいると思います。
インプラント治療で失敗しない方法や安全面で注意することなどを知ってインプラント治療をする場合の不安を少しでもなくしましょう。
■インプラントについて
インプラント治療は、虫歯や歯周病、事故やケガなどの様々な要因で歯を失ってしまった箇所に、インプラントを埋め込み人工の歯を被せる治療法です。
周りの歯を削ることなく、噛み心地などを回復させる方法として注目を浴びています。天然の歯と同じような見た目で審美性にも優れています。
■インプラント治療での失敗例
インプラントは外科手術を伴うので絶対に安全、成功する、という保証はありませんが、どのような失敗例があるのか知ると予防できる点もあります。
1.インプラントが埋め入れられない
手術中に骨が薄くてインプラントが埋め入れられないことが判明すると、手術を中止しなければいけません。
2.出血が止まらない
手術中に出血が止まらない場合は、穴をあける際に大きな血管を傷つけてしまったおそれがあります。
3.痛みやしびれがある
手術中に顎の中の神経を傷つけてしまった場合に起こります。
4.インプラントが抜ける
インプラント埋入の手術をして2ヵ月かけて骨とインプラントが結合します。
このときにうまく結合できないとインプラントが抜けてしまいます。
5.治療後にインプラントの周りが腫れる
インプラントの周りに汚れが溜まっていくと炎症が起こり、腫れて痛みがでてきてしまいます。
定期的なメンテナンスを怠った場合は、インプラントが抜けてしまうことにつながります。
■失敗しないために
1.手術前の検査が重要
CTや全身の検査をしっかりと行ったうえでの治療計画を立てることが大切です。
CTをとれば、インプラントを埋め入れる顎の状態や位置や方向などを正確に把握することができます。
2.シュミレーションソフトで確認できる
インプラントを埋め入れる前にシュミレーションソフトで治療計画を説明してくれる歯医者さんだと安心です。
シュミレーションソフトは設計図のようなものでインプラントをどのように顎を埋め入れるのか分かりやすくなります。
3.禁煙する
タバコはインプラントの成功率が下げてしまいます。
なるべくなら禁煙したほうがよいでしょう。
インプラント手術前は100%ではありませんが、治療を受ける前にできることはたくさんありますね。
失敗しないためには歯医者さんの施設選びや手術を受ける人の準備やケア方法などに気を付けてインプラント治療に臨みましょう。