歯が痛い!!!でも歯医者に行けない!!|寝屋川市、交野市、門真市、枚方市、大東市
2017年04月24日
急に歯が痛み出して困った、ということは多くの人が経験しているかもしれません。
どうすることもできない歯の痛み、歯医者さんに通えないときや夜中に起こってしまった場合、痛みを少しでも軽減できたら…
今回は我慢できないほど歯が痛くなったときの応急処置などをお伝えします。
■歯が痛むときの応急処置
歯医者さんに行く前にできる、一時的な処置です。
痛みは一時的に収まるかもしれませんが、根本的な解決にはつながらないので、症状が再び現れる前に、必ず歯医者さんに行きましょう。
1.痛み止めを飲む
市販薬でいいので、痛み止めを飲みましょう。
痛さで気分が落ち込んだり食欲や体力がおちるよりも、痛み止めを飲んで楽になったほうがよいです。
2.冷却する
濡らしたタオルや熱冷ましのシートなどで患部を冷やしましょう。
3.詰まってるものを取る
歯の間に挟まった食べかすなどが歯や歯茎を圧迫していることがあります。
丁寧に歯磨きしたり、デンタルフロスを使用したりして、食べかすを取り除きましょう。
4.刺激を与えない
刺激や強い力が歯にかからないように、冷たいものや熱いもの、硬いものなどを避けて食事しましょう。
■歯が痛むときにしてはいけないこと
1.歯を触る
詰まった食べかすを取り除くのは大丈夫ですが、歯を触ったり揺らしたりすると、刺激が加わって痛さが増す場合があります。
歯が痛むときはそっとしておきましょう。
2.飲酒する
一時的に痛みを感じなくなりますが、それは神経が麻痺しているだけで、血のめぐりをよくするので、酔いが覚めたあとに強い痛みに変わってしまいます。
3.入浴する
お風呂に入ると血液の巡りがよくなったり、血圧があがって痛みが強くなる場合があります。
同じ理由で激しい運動も避けましょう。
■原因が歯ではない場合
歯が痛むものの、虫歯や歯周病などの歯が原因ではないことがあります。
原因に合った治療を適切に受けることが痛みを取り除く近道です。
歯を治療したあとも痛みが続く場合は、他の原因も考えてみましょう。
1.副鼻腔炎
副鼻腔炎は鼻の病気ですが、上の奥歯と場所が近いため、歯が痛むことがあります。
副鼻腔炎は抗生物質で炎症が鎮まるので、病院に行って診察してもらいましょう。
2.筋肉の痛み
噛むときに使う筋肉が痛んで、歯に痛みを感じることがあります。
マッサージなどをして筋肉の緊張を取り除きましょう。
3.帯状疱疹
水疱瘡のウイルスが起こす炎症で、強い痛みを感じます。
皮膚科に行きましょう。
4.頭痛
頭痛や脳の病気が原因で歯が痛むことがあります。
脳神経外科に行きましょう。
5.心筋梗塞
心筋梗塞や狭心症などは、歯の痛みのほかに息が苦しくなる、などの症状があります。
循環器科に行きましょう。
歯医者さんに行くまでの応急処置を覚えておくだけでも、心強いですね。
歯の痛みは歯が原因ではないこともありますが、まずは歯医者さんに行って、虫歯や歯周病の治療をしましょう。