予防をするには原因を知ること~口臭編~|寝屋川市、交野市、門真市、枚方市、大東市
2017年04月21日
人と話したり近くにいるときなど、他人の口臭に気が付いたり、自分の口臭が気になったりすることがありませんか。
口臭は気になるけれど、原因や予防方法は知らない…という人が多いかもしれません。
原因を知って予防することができれば、周りとのコミュニケーションもストレスなくスムーズにできますね。
■口臭の原因
口臭は主に2つの原因に分けられます。
1.生理的口臭
・唾液の分泌が少なく口内が乾いている
・ストレス環境に身を置いている
・舌が白く、舌を磨いたことがない
2.病的口臭
・歯をさわるとザラザラしている
・歯茎に腫れがあり、出血する
・グラついている歯がある
・虫歯の歯や詰め物がとれたままの歯がある
詳しく内容と予防法をみていきましょう。
■生理的口臭とは
唾液には抗菌効果があり、唾液によって口の中の臭いは抑えることができます。
唾液の分泌が少なくなる寝起きや空腹時、緊張したときやストレスを感じているときは、菌が増えて口臭を感じるようになります。
また、菌は舌の上の舌苔で活動が盛んになるので、舌苔を磨いたことがない人も口臭がきつくなりやすいです。
■生理的口臭の予防法
唾液を分泌するようにする方法が口臭予防に効果的です。
・リラックスする
緊張しているときは自律神経の働きで口が乾きやすくなります。
リラックスを意識して深呼吸や力を抜くことが心がけましょう。
・口の中を刺激する
歯磨きなどで頬や口内を刺激すると唾液の分泌が盛んになります。
舌で頬をマッサージするように動かすと唾液腺が刺激されます。
ガムを噛むことも効果的です。
■病的口臭とは
虫歯や歯周病などの病気が原因となって発生している口臭のことです。
・虫歯
虫歯ができる原因の歯垢にも口臭の元になる細菌がいます。
穴のあいた歯にも食べかすなどが溜まり発酵して、悪臭を放つようになります。
・歯周病
歯周ポケットに歯垢や歯石がこびりつき、口臭が発生しています。
・その他の病気
全身の疾患が原因で口臭が発生することもあります。
副鼻腔炎や肝臓、腎臓などの病気が考えられますが、他にも症状がでていることがほとんどなので、病院に行って治療しましょう。
■病的口臭の予防法
口臭の原因となっているのは主に虫歯や歯周病ですので、それらの治療を最優先にしましょう。
・虫歯の治療
虫歯のこころあたりがあったり、詰め物がとれたままにしている場合はすぐに歯医者さんに行って治療しましょう。
・歯周病の治療
歯周病は自覚症状がないので、歯茎の腫れや出血などがある場合は、進行している場合が多いです。
口臭を自覚したり、親しい人に指摘されたら歯周病を疑って、歯医者さんに行って診察してもらいましょう。
人は口臭などの”におい”にはとても敏感です。
現在はスメルハラスメント、という言葉もあるほどです。
口臭を正しく理解して予防すれば、快適なライフスタイルが送れる手助けになるでしょう。