成人している虫歯羅漢率は90%以上。その中に入らないために。|寝屋川市、交野市、門真市、枚方市、大東市
2017年04月19日
虫歯になりたくない、と誰しもが思いますが、歯磨き以外の方法で虫歯予防する方法があることをご存じですか?
虫歯予防の様々な方法をご紹介するので、ぜひ取り入れてみましょう。
■自宅でできる虫歯予防
・寝る前の歯磨きを丁寧に
寝ているときは唾液の分泌が少なくなり、虫歯菌の活動が盛んになります。
1日の歯磨きの中でも特にしっかりと時間をかけて歯を磨きましょう。
・デンタルフロスを使う
歯ブラシでは歯垢は完全に取り除けません。デンタルフロスを使用することで、歯垢の取り残しを防ぐことができます。
また、歯垢の溜まりやすい歯と歯の間の歯垢も取り除くことができるので、デンタルフロスを使用する習慣をつけましょう。
・1日1回はフッ素洗口液を使う
フッ素がより長く口に留まるように、フッ素洗口液を寝る前に使用しましょう。
同じように、フッ素を残すために、歯磨き後のうがいは1,2回程度ですませましょう。
・だらだら食べをしない
口の中に食べ物があると、虫歯菌が酸を出し、歯が溶け続けます。間食やだらだらと甘い飲み物をとると唾液による再石灰化が追い付かず虫歯の原因にもなります。
・キシリトールの摂取
歯磨きがどうしてもできないときは、キシリトールを摂取すると虫歯になりにくくなる効果があります。
ガムを噛むことで虫歯予防効果があるので、気軽に取り込めますね。
■歯医者さんでできる虫歯予防
・定期的にクリーニングに通う
自分では歯垢を100%取り除くことはできないと言われており、歯医者さんで定期的に衛生士などのプロの手で取り除いてもらいましょう。
・正しい歯磨き方法を教えてもらう
自分では磨けているつもりでも、利き手や歯並びなどの関係で磨き方に癖がついています。
磨けていないところを教えてもらったり、年齢や環境に合わせた磨き方を指導してもらいましょう。
・虫歯菌の検査
口の中の虫歯菌が多い人がいます。
検査して虫歯になりやすいことが分かると、歯磨きや食生活も虫歯予防を意識したものになるでしょう。
また、保護者の方の口内に虫歯菌が多い場合は、親子で虫歯予防に取り組むと効果的です。
・フッ素塗布
フッ素塗布はむし歯予防に効果的です。
特に生えはじめたばかりの子どもの歯はまだ柔らかいので、フッ素塗布してもらいましょう。
・シーラントで溝を埋める
子どもの虫歯予防に効果的な方法で、虫歯になりやすい溝の深い臼歯の溝を、シーラントで埋めると虫歯治療や予防に効果的です。
子どもの虫歯は年々減ってきていますが、成人している虫歯羅漢率は90%以上で、虫歯予防の意識改革が必要です。
虫歯は予防できる病気ですが、虫歯になってしまい、削ったり失ったりすると歯は元にはもどりません。
予防できる病気は、ぜひ予防するようにして、生活の質に大きく関わる歯を大切にしましょう。