あなたも歯科助手になってみませんか?-助手の本当の仕事内容|寝屋川市、交野市、門真市、枚方市、大東市
2017年02月1日
歯科医院に行くと笑顔で迎えてくれる受付、治療中に唾液を吸引したり、説明をしてくれたり…これらをしてくれているのは、歯科助手です。
言葉の通り、歯科医院において助手のような働きをしていますが、実際の仕事内容はどのようなものなのでしょうか?
■主な仕事内容
・受付と案内
歯科医院で第一印象を決める受付業務を担います。
笑顔で患者さんを迎え、予約の有無を確認し、急患の場合は症状を把握し、どれくらい待ち時間がかかるのか案内します。
その都度、担当医師と連携しながら調整をし説明をします。
質問があれば丁寧に答えます。
・診療サポート
治療に必要な器具を準備したり歯科医師に渡したり、治療の合間に患者さんがリラックスできるように声掛けしたり、様々なサポートをこなします。
・会計と薬の受け渡し
歯科医院によりますが、医療事務を兼任している場合もあります。
治療の内容により、痛み止めや抗生物質などの薬が処方される場合もあり、薬の効果や飲み方の説明をします。
次回の診察が必要な患者さんには予約を入れ、患者さんが忘れないようにカードに記入などします。
・その他の雑務
患者さんごとのカルテの整理や、予約スケジュールの管理、会計時の小銭の用意など、仕事は多岐にわたります。
多くの歯医者では治療ごとに道具を滅菌しているので、その衛生管理も助手の仕事になります。
■歯科衛生士と歯科助手の違い
歯科助手は上記のような、院内業務や治療のサポートをすることがあっても、患者さんに注射をしたり、歯を削ったり、歯石をとったり、治療に直接かかわる業務はしません。
できる業務内容が明確に違い、歯科衛生士の業務も歯科助手のサポートが必要な場合もあります。
■資格は必要なの?
歯科医師や衛生士のように国家資格は必要ではなく、専門用語や特殊な器具を扱うことはありますが、特別なスキルは必要ありません。
歯科に興味があって患者さんの役に立ちたい、という気持ちがあれば、だれでもなれる職業です。
患者さんが気持ちよく治療が受けられるように、歯科医師がスムーズに診療できるように、丁寧にコミュニケーションがとれる人が向いてるといえるでしょう。
また、国家資格はないですが、民間が認定する資格があるので、歯科助手にチャレンジしたい場合は取得しておくと有利になるかもしれませんね。
人の健康にかかわる仕事として、患者さんに対する気遣いや相手を察するスキル、コミュニケーション能力が重要です。
専門知識を一度覚えてしまえば、もし結婚や出産でいったん仕事を離れてしまったとしても、復職しやすい分野の職業です。
歯科助手は秘書のようなイメージで、歯科医院の仕事がスムーズに動き出すためには必須の仕事で、やりがいのある仕事ですね!