オールセラミッククラウンをお勧めする6つの理由|寝屋川市、交野市、門真市、枚方市、大東市
2016年12月20日
虫歯や差し歯などを治療するときに、歯科医院でオールセラミックはどうでしょうか、と聞かれたことはありませんか。
オールセラミックってなんだろう、保険診療で受けられるのかな、どんなメリットがあるのだろう…といった疑問がある方もいらっしゃると思います。
治療の選択肢を増やすためにも、オールセラミッククラウンとはどのようなものなのか、詳しくみていきましょう!
■オールセラミッククラウンとは?
クラウンとは歯の被せ物のことで、その被せ物がすべてセラミックでできたものをオールセラミッククラウンといいます。
今までは、強度などが重視されるメタルボンドが使用されていましたが、ジルコニアという強度に優れた素材にセラミックを焼き付けることで、強度の面もクリアした、見た目も素晴らしい被せ物を製作できるようになりました。
■オールセラミックのメリット
1.天然の歯のような透明感
セラミックは色や透明感を失わずに製作できます。今までの銀歯やメタルボンドでは表現できなかった、天然歯の質感やエナメル質の透明感を再現することが可能なので、まるで自分の歯のような出来上がりです。
2.希望の白さにできる
前歯などは歯が白い状態をいつも保っていたいものです。自分の歯をホワイトニングする場合は、ホワイトニングを継続してやり続けなければいけません。
しかし、オールセラミックで被せ物を作る場合、希望の白さの被せ物を製作することによって、白い歯の状態を保つことができます。
周りの自分の歯の色味や雰囲気に似せる事も可能です。
3.歯茎が黒ずまない
銀歯や金属の表面にセラミックを焼き付けたメタルボンドなど、金属を含む材料で被せ物を製作すると、年月が経つにつれ金属が溶けだして歯茎が黒ずむという問題点がありました。
オールセラミックの場合は、歯茎が黒ずんで、歯と歯茎の間にメタルタトゥという線ができてしまうことがありません。
4.変色しない
セラミックの中でもオールセラミックを選ぶと変色はしなくなります。
セラミックの素材は陶器なので、汚れることはあってもセラミックそのものが変色するということはありません。
5.虫歯になりにくい
オールセラミッククラウンを製作するときは、人の手ではなくコンピューターで製作する部分があり、精度が高くなります。
そのため、隙間などがなくなり、虫歯菌が入り込むところがなくなります。
また、セラミック治療で使用する接着剤は隙間がほとんどできないため、2次カリエスになる可能性が低くなります。
保険診療で製作する銀歯で使用する接着剤では、被せ物と歯の間から虫歯菌が入り込んで2次カリエスになる可能性があるのです。
6.金属アレルギーの方でも大丈夫
オールセラミックにすると金属をつかっていないので、金属アレルギーの方にも使用できます。
以前、治療した歯が変色してきている気がする、歯茎と被せ物の境目が黒ずんできている…
しっかり治療したものの、長い年月が経つと保険診療で治療した被せ物は経年劣化により変色してきてしまいます。
変色せずに天然歯との違いもほぼわからないような治療、オールセラミッククラウンはかなりオススメの治療法ですね。