歯科医師は必ず実践。月1回の定期クリーニング|寝屋川市、交野市、門真市、枚方市、大東市
2016年11月28日
歯医者は虫歯になったら、歯が痛くなったら、行くところだと思ってませんか。
それだとますます気がすすみませんね。
なかなか予約できないまま、どんどん虫歯や歯周病が進行して手遅れ、ということにもなりかねません。
歯医者には予防歯科という科目があり、虫歯になる前のメインテナンスを目的としています。
虫歯になってから行くのではなく、虫歯を予防するという目的の歯科、どんな内容かみてみましょう。
■歯垢から歯石へ
口の中に汚れがたまると歯垢(プラーク)になり、歯の表面がぬるぬるしてきます。このプラークの中には1000億の細菌がいるとも言われている、病原菌の塊です。
歯垢が石灰化してくると、歯磨きしても取り切れない歯石になります。
歯垢は正しいブラッシング法で歯磨きすれば取り除けますが、歯石は歯医者に行かないと取れません。
■バイオフィルムって?
汚れがたまってできる、細菌の塊で、プラークはバイオフィルムの一種です。
バイオフィルムは歯にこびりついて、簡単ないは取れないように留まり続け、どんどん細菌を取り込んで、虫歯や歯周病の原因になります。
日々の歯磨きでバイオフィルムがたまらないように予防するのが大切ですが、たまってきてしまった場合は薬や歯科医院でないと、除去できない塊です。
■歯石除去の費用はいくらくらい?
医院によりますが、保険診療であれば、約3,000円程度です。
また、クリーニングに通ってる頻度によって治療内容や回数が変わってくるので、まずは、歯科医院に問い合わせましょう。
■歯石除去の効果
1.虫歯・歯周病の予防
歯垢や歯石は、ただ粘々していたり、石のように固まっているだけではなく、細菌の塊です。
そこが原因で細菌が繁殖し、虫歯や歯周病の原因になるので、原因の根本を断つことができます。
2.口臭予防
歯垢や歯石に付着している細菌が口臭の原因となっていることが多くあります。
口臭で悩んでいる方は、まずお口の中を清潔にしてみましょう。
3.歯の汚れが取れて白くなる
歯の表面の汚れを取り除くことで、歯本来の白さに戻ります。
歯垢や歯石がついたままだと、歯が黄色く見えたり、くすんで見えたりする原因になります。
■歯石除去の頻度は?
歯の質や、今までの定期検診の回数にもよりますが、3~6か月に1回の頻度がよいでしょう。
歯茎や歯の状態によっては回数は異なってくるので、かかりつけの歯科医院に相談しましょう。
歯石除去すると、いろいろな効果があります。歯石をとったあとに、フッ素塗布すれば、虫歯予防により効果的です。
歯石を溜めないように定期的に歯科検診しましょう。
虫歯の早期発見にもつながりますし、何か相談したいことが出てきた時も、かかりつけの歯医者があると、相談しやすいですね。