知っておきたい。抜歯治療後の注意点。|寝屋川市、交野市、門真市、枚方市、大東市
2016年11月15日
虫歯が深く進行してしまったり、親知らずを抜かなければいけない場合、どこかに強くぶつけてしまった…
歯を抜くことになったときは、不安になりますね。
歯を抜くことへの不安はもちろんのこと、抜歯後の過ごし方や、食事や気を付けたほうがいいこと、など詳しくみていきましょう。
■抜歯後の過ごし方
血行を促進するような激しい運動や入力は控えたほうがよいでしょう。
歯を抜いた当日は安静にすごし、シャワーを浴びる程度にして、早めに就寝しましょう。
その後3日間くらいも運動や入浴はなるべく避けて過ごしましょう。
■抜歯後の食事
抜歯の際に麻酔あを使用しているので、麻酔が切れるまでは食事はしないほうがいいでしょう。
感覚がないため、噛んだりやけどしても気づかず、麻酔がきれてから痛い思いをしてしまいます。
出血が止まれば、普段通りの食事をしてもよいでしょう。
しかし、多くの場合は痛みを感じたり、食べにくかったりすると思います。
刺激物を避けて、おかゆや柔らかく調理したものを食べるのがよいでしょう。
■アルコールや香辛料はNG
アルコールや香辛料などの血行をよくするものは食べるのを避けましょう。
傷が開いてしまったり、再出血をする恐れがあります。
せんべいなどの固いものも、傷口にあたると出血するので控えましょう。
■上記以外に要注意な食べ物
消化がよいもの…と上記で書きましたが、うどんなど麺類は要注意です。
抜歯した後に、傷口は数日経つとかさぶたになりますが、麺類をすする、という行為でかさぶたが取れてしまう恐れがあります。
また、ストローなどで飲み物を飲む際も、なるべく強くすすらないようにしましょう。
また、大きさが小さいものにも注意が必要です。
傷口に入り込んで痛んだり、炎症が起こってしまうことがあります。
もし、どうしても気になるなら、歯科医院に行って取り除いてもらいましょう。
■抜歯後の痛み
痛みや腫れが続くのは、抜歯後2~3日でしょう。
長引く場合も7日間以内にはおさまります。もし、それ以上、痛みが続く場合は歯科医院を受診してください。
一般的に、歯の根は奥歯に行くほど深く、本数も増えていきます。
また、上顎よりも下顎のほうが痛みや腫れが長引く傾向にあります。
■抜歯後の出血
出血は30分程度でほぼ止まります。
その間は強くガーゼを噛んでいる状態で、過ごします。
血が止まらない場合は、受診したり、電話で問い合わせをして、症状を伝えましょう。
血が止まりにくい薬を服用している場合もあるので、薬を常用している人は抜歯の前に歯科医師に相談しましょう。
■処方された薬について
化膿止めと痛み止めを処方されることが多いでしょう。
痛み止めについては、痛さに我慢できないときに服用しますが、化膿止めの抗生物質に関しては処方された分をきちんと飲み切りましょう。
歯を抜いた後は痛みや腫れが気になりますが、長くても1週間程度すれば、おさまってきます。
痛みや腫れがある間は血行がよくなりそうなことや食べ物は避けて、無理をせず安静に過ごしましょう。