治療した歯(かぶせもの等)がまたむし歯になる6つの理由|寝屋川市、交野市、門真市、枚方市、大東市
2016年11月8日
歯医者に行くのは誰しも気がすすまないものですね。
せっかく覚悟を決めて歯医者に行って、もうこれからは絶対に虫歯を作らないようにする!と思うほど、歯医者の治療は苦痛です。
しかし、時間が経つと決意を忘れて、また新しいところに虫歯ができてしまいます。
一番がっかりするのは、治療した箇所がまた虫歯になること!
今回は、なぜ虫歯にまたなってしまうのか、を調べたいと思います。
1.歯磨きをしない、回数が少ない
歯みがきをしない人は論外ですが、正しいブラッシング法を知って歯磨きできている人は少ないかもしれません。
虫歯の原因は食べかすが歯に付着し、歯垢になり、歯垢を栄養として虫歯菌が酸を出し続け、歯が溶けてしまうことです。
歯垢をしっかりと残さず磨くのは虫歯予防の大きなポイントです。
2.ものをダラダラ食べている
食べ物が口の中に残っていると、虫歯菌が酸をだし、歯がどんどん溶けていきます。
決まった食事時間で食事をすると、口内が酸性の状態である時間は短くなるので、虫歯になりにくくなります。
また、甘いものは虫歯菌の働きを活発にするので、飲み物なども糖が入ってないものに変える、などを心がけたほうがよいでしょう。
3.歯が質がやわらかく脆い
歯が弱いと虫歯菌が酸を出したときに、溶けやすくなってしまいます。
歯が溶けるとそこから虫歯が広がっていくので、歯を強くする作用のあるフッ素を使いましょう。
フッ素入りの歯磨き粉を使ったり、歯磨き後のうがいの回数を少なくしたりして、フッ素が口の中に残るようにしましょう。
4.唾液の量が関係している
溶けてしまった歯は唾液によって、また再生しています。
実は食事のたびに歯は溶けて、唾液が修復するという作業を繰り返しているのです。
唾液の量が少ない場合、その再生力が足りなかったり、追いつかなかったりします。
唾液の量がすくないと感じている人はガムを噛むなどして、意識的に唾液を分泌するようにしましょう。
5.口の中の虫歯菌は人による
虫歯菌がもとから多い人とそうでない人がいます。
ミュータンス菌と呼ばれるものですが、歯医者で調べることができます。
自分のタイプをしれば、意識して歯磨きを丁寧にしたり、菌に有効なキシリトールを積極的に摂取したりできますね。
6.虫歯治療が多い人は虫歯になりやすい
虫歯治療は一般的には保険診療で行われます。その治療した箇所で虫歯が再発することも多いです。
その原因は保険診療の質によります。
保険診療は拡大鏡などを使用せずに治療することがほとんどなので、歯と被せ物や詰め物の間で隙間ができてきます。
その隙間に虫歯菌が入り込み再発の原因となるのです。
また、保険診療で使用が許可されている、被せ物の材質や素材は耐久性にも劣り、その違いも大きく影響します。
虫歯は高い確率で予防できます。
虫歯になりやすい人もいますが、定期健診の間隔を狭めたり、正しい歯磨きを意識したりして、虫歯にならないようにしましょう。