シーラント
2015年12月21日
最近では、子供の歯に関心をお持ちの保護者の方が多く、昔に比べると虫歯がある子供はずいぶん少なくなっています✨
ご存知かもしれませんが、乳歯は生え変わる歯で、永久歯は一生使う歯です。
永久歯は乳歯以上に虫歯に気を付けなくては…????とお考えの保護者の方も多いと思います!
特に6歳ごろに生えてくる6歳臼歯は、他の永久歯が正常に並ぶための目安の歯です。
その他にも、物を噛む時に一番大きな力がかかるので噛み合わせにも大きな役割を果たしている非常に大切な歯です???? しかし、6歳臼歯は永久歯の中でもっとも虫歯になりやすい歯でもあります… 6歳臼歯は乳歯が生えそろった後に、一番奥に生えてきます! 同時に、乳歯が生えてきたと勘違いしてしまったり、見えづらい場所にあるので気づかない方も多いです????
そのため十分なケアができず、虫歯になりやすい生えたての時期にすぐに虫歯になってしまう場合があるのです… 6歳前後に乳歯の奥歯のさらに奥の歯茎がポッコリ膨らんで来たらそろそろ生えてくるサインです????
みなさん、シーラントという言葉は聞かれたことはありますか?? これは、奥歯の噛み合わせの面の溝や歯の側面や裏側の溝をプラスチックで埋めてしまう処置のことで、プラーク(歯垢)が溜まりにくくなるため虫歯予防の効果があります⭐
6歳臼歯だけなく、生えたての永久歯の前歯の裏や、乳歯の奥歯に処置を施すこともできます! シーラントは取れてしまう事があります????取れてしまったと気づいた場合は再度処置をする必要があります!
シーラントは溝の部分にプラーク(歯垢)が溜まらないようにする処置ですが、普段通りしっかり歯磨きするようにしてくださいね☝
虫歯にならないから安心と、お手入れをさぼっていると虫歯になることもあります???? シーラント処置を行っていない場所(歯の間や側面)も注意して磨きましょう????